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2013-03-02-Sat-23:00

【 活動記録 】 守りたいものは「町並み」ではなく「町」

3/2に参加したシンポジウムの学び

・「町が生き残る」ために「町並み」が必要だった。

・何でもない景色に価値がある。

・行政と民間の恊働がうまく行かないケースもある。

・重伝建地区の建物で、調査/内装設計/改修工事といった
 一連の作業をワークショップでやる事例はこれまでにみられない。

・古民家活用事業には若者がいるが
 まちなみ保存活動には若者の姿があまりみられない。


シンポジウムで登壇された方々は、皆、空家再生はもちろんですが
地域の活性化、町の賑わいを目的にもっと広い視点で取り組んで
いることを知りました。

町が衰退していくのを肌で感じた人々が町中を見渡したとき
自分たちの町が生き残るには
古い町並みや文化を活かした「観光」しかないと思い立ち
町並み保存をはじめた。

古き良き時代へ思いを馳せるのではなく
町の存続、自分たちの「今」と子どもたちの「未来」を守るため
重要伝統的建造物郡保存地区制度が始まったと私は解釈しました。
とても説得力のある背景でした。

ありきたりな言葉になってしまうけれど
町並み保存は、目的ではなく手段だったというわけ。

私は、足助で金物屋さんに出逢い、半ば一目惚れで
なんとかこの家にあかりを灯したいと思い、取り組んできました。

あかりが灯るということは
そこに「営み」があることだと思います。

そういう意味では
一軒のお家を見てきた私と
町の賑わいを求めてきた街並み保存活動をされてきた先輩たちには
共通する点もあると思います。

けれども、以前、このブログでも書いた
「ビジョンがないのは新しい!?」のように
あかり.netには「あかりを灯す」という目標はあるものの
明確な目的やビジョンをつくってなくて
その点ではこれまでの町並み保存や空家再生とは異なるところもあります。

いろんなタイプがあってもいいんじゃないかなぁというのが、私の心構え。

そして、金物屋さんで人が出逢い、あかりを灯すまでの過程で繋がることが
いつか町のためになれることを私は信じています。

IMG_4935.jpg


(木蝋資料館上芳我邸)










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