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2013-09-06-Fri-15:43

【 学ぶ 】 (予習)小屋組を知る

参加メンバーのみなさん

9月ワークショップ(9/14、15)では、改修前の屋根裏に登り
小屋組について理解します。予習しています♩
そして、私より詳しい方の方が多いと思うので
当日、先生やってくれる方、待っています。

10月からいよいよ外装、屋根、構造の改修工事が始まります。
1930年代に建てられて、その後、数回の改築を経た今日の金物屋さんの見納めです。

8月ワークショップ時、屋根裏に登り、足場を確かめてきたので
3人ずつくらいで現状確認と、小屋組を見て学ぶことができると思います。

さて、小屋組についての私の参考書はこちら。

「民家は生きてきた」 著 伊藤ていじ

本文の「概説」において、建築構造が詳しく説明されています。
詳しすぎてわからないので、わかるところから、サラリと読むことを心がけています。

小屋組:屋根を支えている三角形の構造体 (本文より)

そして、初心者の私には視覚的なサポートが必要不可欠なため
住宅メーカーさんが説明資料としてネット上で紹介している下記のような構造図をみて確認します。
小屋組
出典:Link to Living http://www.lixil.co.jp/reform/yougo/kouhou/koyagumi/03.htm

何回か屋根裏で現物を見ると、やっと頭の中に蓄積されていきます。

「民家は生きてきた」という本。
たまたま図書館で目に入って借りたものですが、民家研究の金字塔なんだとか。

まだ「概説」と足助に関係のありそうな「甲州・信濃路」のはじめしか読んでいませんが
この本、前述の通り民家研究で、中身は非常に詳細な日本建築に関する記述です。
(全国10の地方別に、地方の歴史と民家の特色についてまとめられていると見受けます。。)

おもしろいのが

「民家は生きてきた」という題名。

「民家は生きてきた」と言わざるをえない現代。
生きていく民家はもちろん、生きている民家もほとんどないというメッセージ。

民家が生きている未来をつくってくださいと言われているような
この本を伊藤ていじさんからのバトンだと思っている人はけっこういるんじゃないかなぁと思います。

本を閉じて、外に出よう!





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