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2014-06-29-Sun-14:38

【 活動記録 】 ひとつひとつが嬉しい

お隣さんの山ちゃん。(左)
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これまで、加東家さんのおまんじゅうを差し入れしてくれたり
ずーっと金物屋さんでの活動を見守ってくれている貴重な方です。
おそらく、全ての月1の活動に顔を見せてくださっています。

6月、金物屋さんにいくと1輪車がありました。
山ちゃんからのご寄付です。
今後の作業において、非常に実用的で有り難い。

使い古してあるから壊してもええでとおっしゃってくださったこの1輪車、よく見るとタイヤが新品のものに取り替えられていました。

そのお気持ちが本当に嬉しかった。

6月の山ちゃんは大急がしでした。
メンバーの墨つぼの糸が本体の小さな穴から抜けてしまったのを見た山ちゃんは、糸を通す用に針を取りに帰ってくださり
束石を埋めるために、固い土間の土を掘るのに苦戦していたらスコップを取りに帰ってくださり
スコップでは太刀打ちできないことがわかったら、今度は、シャベルを持って来てくれました。

そして、この日、金物屋さんの高い鴨居をよっこらしょっと越え、自然に作業に加わっていく山ちゃんを目撃しました。
はじめて一緒に作業してくださったのです。

やっぱり私は、劇的に変わるよりも
じんわりと変わっていく方が好きです。
そっちの方がドラマがたくさんだから。








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2014-06-23-Mon-12:07

【 活動記録 】 ひとつひとつが嬉しい

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6月の作業日1日目に、金物屋さんに小包が届きました。
amazonで蚊帳をあかり.net用に注文し、この日をお届け日にしました。

はじめて金物屋さんの図面が出来上がって来たとき
金物屋さんがそこに在ることが認められた気がして、なんだかとっても嬉しかった。

小包が届くのもよく似てる。
住所があって、そこに受け取る人がいてって、私たちメンバーにとっては、それだけでハッピーです。
それがハッピー。

忘れてはいけない大事なこの感覚。




2014-06-18-Wed-03:02

【 活動記録 】 梅雨入りの前には・・・

いつも雨が降った後は、水浸しになるお庭。
梅雨入りの前にはなんとかしなければと思った矢先に出てきたのが、切れ端に書かれた簡単なメモでした。

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初めは、これはどうなるんだろう?とイメージができなかったけれど、出来上がってみればとってもいい感じ。

古い管に手を入れて確認したり、竹を割っては並べたり、みんなそれぞれが笑いあって楽しそうに作業しているのがとっても印象的でした(みんなの写真を撮り忘れたのが残念)。

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さあ、早く雨が降らないかな。
もうきっと大丈夫!

by あつろう


2014-06-17-Tue-00:07

【 活動記録 】 大工ガール、金物屋さんに現れる(6月活動報告)

手ぬぐいの人たちのすぐ横に、金物屋さんに天使が!と思ったら、maimaiでした。
可愛かったので、うっかりmaimaiばかりたくさん撮っていました。
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はまっているのが特に可愛かった。
※本当は、束を大引と固定するために釘を打っています。


2014-06-16-Mon-23:52

【 活動記録 】 手ぬぐいダンサー、金物屋さんに現れる(6月活動報告)

窓枠の正しい使い方、東京よりお越しの後輩ASKが教えてくれました。

ポージングが決まっていて、ずっとこうしてくれてたらアート。
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それにしても、手ぬぐい率が高かったですね。
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てぬぐい

いよいよオリジナル手ぬぐい作りますか?→手ぬぐいの話



2014-06-04-Wed-23:05

【 学ぶ 】 人に歴史あり〜足助の90歳のおじいさん〜

大学生の時、「生活者の社会参加」という授業を受けました。
非常に自由な授業で
「とにかく大学を飛び出して、町の人と一緒に何かしてきなさい。」
ということだけ言われたと記憶しています。

授業内でプレゼンテーションをして、4つのテーマでグループを作り、半期間一緒にキャンパスのあった湘南台という町で活動をし、授業の最終日に発表をしました。

当時、私は「もうすぐ、戦争の話がリアルに聞けなくなる」とひとりであせっていたので、戦争の話を町のおじいさん・おばあさんに聞きたい一心でプレゼンをしたところ、4つに残り、仲間と活動することができました。知り合いに知り合いを紹介してもらったり、話を聞く会を企画したり、具体的に何をしたかはずいぶん忘れてしまったところもあるのですが、聞いたおじいさんの表情や話の内容はよく覚えています。

先日の90歳のおじいさんの戦争の話は、私にとっては思ってもみない貴重な時間だったわけです。
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戦争中に魚雷を積んだ船に乗って、沖縄→台湾→朝鮮→上海と点々としたそうです。朝鮮で朝目が覚めたら魚雷がすべて降ろされていて、代わりに砂糖の袋が山積みになっていたこと、まもなく終戦を迎え、名古屋駅で一面何もない街を見て愕然とし、とにかく東山まで歩き、焼け野原に一軒だけ残っていた商店で泊まらせてもらい、翌朝、バスで足助に帰ったこと。そのとき、GHQに見つからないように持ち帰った砂糖をお礼にあげたらめちゃくちゃ喜ばれたこと。足助では、『行方不明』とされていただけあって、みんなに驚かれたことなど非常に興味深い話をしてくれました。

15才で赤札が来て、足助八幡宮でみんなに万歳と祝ってもらい出兵した話は、お祭りで足助八幡宮まで山車を曳いた私はなんとも言葉にならない複雑な気持ちになりましたが、とても貴重な話が聞けておもしろかったです。

子どものころ、よく金物屋さんで遊んでいたそうです。
おじいさんのいう「子どもの頃」の年齢によっては、金物屋さんの築年数、もっと伸びるかも。



2014-06-04-Wed-22:48

【 遊ぶ 】 避暑地 金物屋さん

笑ってコラえて!スペシャル”ダーツの旅”、足助でしたね!
仕事が終わってすぐ、録画しておいたものを観ました☆
5月ワークショップの日に、金物屋さんにふらりと関根さんとカメラクルーが来てくれたので、運がよかったら!と思ったのですが、「チョコチョコ」っと山を越えてお嫁に来られたお母さんには負けましたね♪
新緑の足助、自然豊かに映っていて綺麗でした。

さて、暑かった日曜日、名古屋は予想最高気温34度というニュースを前夜に見て、避暑地足助へ!と脳から指令が来ました。

あかり.netのメンバーMLに一緒に涼む人いませんか〜と送ってみたものの、直前なので今日はひとりかなぁと思っていたら、メンバー中尾さんから電話で1時間後に金物屋さんで会うことに♩

足助も暑かったけど、金物屋さんは中に入ったとたん、冷んやりして気持ちがいい。
ガラス戸と中庭に面した窓を開けると風通しがよくなって、本当に避暑に最適でした。想定外の涼しさでびっくり。
でも、その分冬は極寒なんですね、きっと。。。

お昼は中尾さん特製の桜ご飯と、マンリン書店のFUSAKOさん差し入れお弁当で大ご馳走!
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中尾さんとは○十歳、としが離れていますが、一緒にいると、歳の差を忘れて、本当に楽しい。
最近思うのだけれど、この世代の女性ってすごくおもしろい。戦後の日本の急成長や社会通念のめまぐるしい変化の中で、女性として生きてきたことがそうさせているのか、とってもフレキシブルな考えで、いいものをどんどん取り入れて行くことに躊躇がなく見える。雑誌の付録が最近すごくいいからと言って、付録でゲットしたポーチ(ipadが入る四角いエレガントポーチ)を見せてくれて、私の分も買っておいてくれることになりました♩
それでいて、草花に詳しかったり私の知らない料理を教えてくれたり、母性があったりする。そして、なかなか見せてはくれないのだけれど、酸いも甘いもしっている表情を偶然にも見てしまったら、すっかりトリコになってしまいます。

美味しくお昼を食べていると、町の方がのぞいてくれたので、一緒に涼みました。
もうひとり途中でおばあさんが増えて、4人でおしゃべり。
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90歳のおじいさん、戦争の体験を語ってくれました。
聞き書きをしている気分でした。内容がとっても興味深かった。

夕方、足助の観光スポット”からくり小路”の浦野さんが奥さん特製の五平餅を持ってきてくれました。
私は足助にいるとき、からくり小路を歩くことが多いので、浦野さんご夫妻とは知らないうちに会話をするようになりました。秋はざくろ、3月には金柑を袋いっぱい摘ませてもらったのも浦野さんご夫妻。
いつもたくさんはおしゃべりしないのだけれど、おふたりに小路で会って、あいさつするとホッとします。
そして私だけじゃなくて、たぶん多くの人がおふたりに会うとホッとするんではないかと思います。
五平餅
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出来たてで、あったかくて
今まで食べた五平餅の中で、一番美味しく思いながら頂きました。

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