fc2ブログ
2013-02-28-Thu-00:18

【 その他 】 こだわり

最近、とってもいい合唱曲を知りました。

いのちについての歌です。


歌詞の「いつかは 誰でも この星にさよならを するときが~」


の「この星にさよなら」の部分


なんだか私は

「この星に帰ってく」なんだよな~。

こっちの方がイメージなんだよな~。
スポンサーサイト



2013-02-28-Thu-00:13

【 おともだち 】 金曜日の夜に、古民家を改修した串揚げ屋さんで

そうそう、うれしい出逢い!

あかり.netの新年会に話は遡ります。
2軒目を探しているときに入った居酒屋さん(結局満員でダメだった)で
楽しそうに飲んでいたお客さんが、私たちに話しかけてくれました。
聞くと、私と一緒に居酒屋さんに入ったAさんが持っていたビジネスバック(木製)が、素敵!とのこと♩
monacca bagが素敵だと思う人ならば、きっとあかり.netにも興味を持ってくれるに違いない☆と
ちらしをお渡ししたところ、翌日、もう少し詳しく聞きたいと、嬉しい連絡をもらいました♩

22日、出逢った居酒屋さんで、みんなで再会しました~☆彡
IMG_4683.jpg


合計6人で、あかり.netのことほんの少し、みんなの興味や仕事の話たくさん
美味しい串揚げをほおばりながら話せました。

最近、ちらほら、募集はどうしてるの?興味あるんだけど、どうしたらいい?
と言ってくれる方が出てきました。

あとちょっと、もうひとつ整えるべきことが整ったら

募集してます!!って大きな声で言います。
2013-02-25-Mon-02:28

【 つくる 】 光の指す先には丸太

2月23日は、千年持続学校で大工作業。
今回は1日参加だったけれど、内容は大大満足。

なぜならば、到底私にはできないと思っていた「ひかりつけ」という大工技を実際にやれたからです。
2本の丸太を交差して組み合わせるときに、
ただ積むだけでは安定しないので、両方の丸太がかみ合うように、ドッキング部分を両方とも削ります。
その際、下の丸太に上に載る丸太の形状を写し取る作業が「ひかりつけ」。
これ以上、口で説明するのは限界があります。。。

とっても難しくて、やり方を教えてもらってできるようになったけれど
頭がまだついて行っていない感じ。
でも、実践できたので満足!

お昼のお弁当には、大家さんがくれた新ネギが再登場しました。
お弁当の色合いってとっても重要。
IMG_4692.jpg

2013-02-25-Mon-02:00

【 食す 】 プルプルとピリピリ

中馬のお雛さん巡りのあと、大家さんのお家でお茶をご馳走になりました。
大家さん手作りお団子を頂きました〜♩
擦ったじゃがいもと片栗粉をこねたお団子で、茹でた後にきな粉をまぶしてくれました。
じゃがいもの風味が少しあって、モチモチでとても美味しかったです。

帰りに、手作りこんにゃくと元気な新ネギを頂きました。
こんにゃくは大家さんの親戚が作られた蒟蒻芋を擦って茹でてコネて作ったというから、感動です。
すごいですよね。
IMG_4625_convert_20130224221103.jpg
IMG_4623_convert_20130224220926.jpg
こんにゃくは、お刺身にするといいとのこと。
おネギは、焼きネギが美味しいよと教えてもらったので早速その日の夜に焼いてみました。
IMG_4628_convert_20130224221630.jpg
IMG_4627_convert_20130224221442.jpg
IMG_4626_convert_20130224221252.jpg
とにかくどちらも新鮮!
ネギの赤紫が本当に鮮やかでした。
プルプルとピリピリ、癒しと刺激の組み合わせもまたよかったです。
刺身こんにゃく用の酢みそ、穀物酢とからしと白だしで作ってみました。
今度、酢みそのレシピも聞いてみようと思います。
2013-02-25-Mon-01:46

【 遊ぶ 】 中馬のお雛さん

建て具確認の後、大家さんと足助のまち中へ。
現在、足助は「第15回 中馬のお雛さん」展示期間中です。
平日だけど、立派な一眼レフを持った観光客がチラホラ♩
私が初めてと言うと、大家さんが一緒にまわってくれました☆

毎年この時期になると、重要伝統的建造物群保存地区内にある商店(足助は、在郷町として栄えた歴史があるので重伝建地区は東西約1kmにわたって商店が連なっています。)が店先、店内にお雛様を飾って、観光客に解放しています。商店以外でも、ご自宅の一部を解放して展示されるお家もあります。
IMG_4595_convert_20130224212833.jpg
IMG_4594_convert_20130224212542.jpg
ただ展示しているだけではなく、お店の人が代々家に伝わる雛人形について説明もしてくれます。
江戸末期から明治、大正、昭和、平成のお雛様がまち中に、136箇所も飾ってあるんですよ!
「中馬のおひなさんマップ」が足助交流館にあるので、ゲットしてマップを見ながら歩くと楽しいと思います。
IMG_4570_convert_20130224212108.jpg
こちらは足助で一番大きい(年代も江戸末期と最も古い時期のもの)お雛様。
IMG_4617_convert_20130224220450.jpg
横に少し見えている五人囃子の一人と比べると、かなり大きいことが伝わるかな。。
IMG_4615_convert_20130224220236.jpg
こちらは、中馬館という足助の資料館の中に展示されているもの。
IMG_4605_convert_20130224215526.jpg
大家さんと「なんかこわいねw」と盛り上がりました。
こちらも江戸末期のものだとか。
少し前屈みになっているのだけれど、これは古くなってバランスが悪くなったわけではなくはじめからこういうバランスだそうです。
さて、最後は「秀吉を探せ!」
IMG_4586_convert_20130224214428.jpg
このポスター内に、次の御三方の土雛が隠れています♩
IMG_4587_convert_20130224214640.jpg
IMG_4588_convert_20130224215025.jpg
IMG_4589_convert_20130224215216.jpg
2013-02-25-Mon-01:20

【 活動記録 】 「お父さんが喜ぶわ」

19日、大家さんと文化財課の方々、設計士さんと確認してきました。
今回確認してきたのは「建具」。
金物屋さんの和室で使われていたと思っていたその建具は、話をよく聞いてみると、大家さんのご実家(建替え前)で使っていたもの☆
IMG_4558_convert_20130224211102.jpg

ご実家の建替え時、ショベルカーがお家を一気に壊す前に大家さんが避難させて大切に保管していたもので、寸法を計ってみると、金物屋さんでも使えることがわかりました。
磨りガラスは2種類、大きさも2種類ありました。
ひとつは、少し縦の長さが足りないので、板を噛ませればいいとのこと。
IMG_4560_convert_20130224211401.jpg

昭和ではよく見られたというこのタイプの建具。
この磨りガラスの模様、私も昔、おばあちゃんのお家でみたことがあります。
この形の格子は初めてで、なんともかわいいと思います。
金物屋さんは築約80年の昭和初期の建物なので、時代的にもマッチします。
この建具が、金具屋さんのリニューアルで使えると聞いて
大家さんが「お父さん喜ぶわぁ」と嬉しそうだったのがなんかとても心に残っています。

IMG_4553_convert_20130224211610.jpg
図面を持って、家の中で使えそうな場所の寸法を確認しながら、建具の寸法を計りました。
(私は、もっばら写真記録係でした♩)
2013-02-22-Fri-23:57

【 学ぶ 】 贅沢な即席設計大会

金物屋さんのインフラ設計は、残念ながら、この時期に決めてしまわなくてはなりません。

※建物の景観および土台改修は、重要伝統的建造物郡保存地区内の建物に降りる助成金も利用させてもらうため、この時期に改修計画を建てる必要があります。)

もちろん、大家さんや設計士さん、文化財課の方々の想いや考えも聞けるのですが、有り難いことに、内装設計ワークショップのことを想定し、みなさん、私の意見を重視してくださるのです。。
頭を悩ますことしばしば。
正直なところ、水回りの場所が決まることで、その影響がどの程度、内装や予算に出てくるのかの検討がつかないのです。
何しろ、私は建築畑の人間でもありませんし、もちろん自分の家を作ったこともないのです。

私の素人判断で決めてしまっては大変!と思い
名古屋市立大学芸術工学部鈴木研究室(私は現在、社会人学生として後期博士課程に在籍中。1週間に1日、大学に通っています。)の学生さん、鈴木先生に相談しました。鈴木研究室は、学校設計や都市計画、療養環境のデザインをしているので、学生さんはみんな建築に関する基本的な知識・技能を持っていてとっても頼もしいのです。

金物屋さんの図面を見せて
「みんなだったらどこに水回りを持ってくる?」

すると
「どんな家にしたいんですか?」

そうですよね。
そこなんです。
でも、そこをワークショップで考えたいんです。

ただ、地域の人が毎朝、コーヒーを飲みにきたり
足助の外の人が、立ち寄ったり、泊まったりできて
人が出逢い、営みを感じれる場であってほしいと思っています。

といったことを話すと

鈴木先生「はい、30分で金物屋さんの改修内装設計大会します」。

わー、なんて贅沢なんでしょう。
水回りの場所を決めるためだけの内装設計大会!
IMG_4653.jpg

合計7枚の金物屋さんの未来像が出来上がり、ひとりひとり、描いてくれた設計図を丁寧に説明してくれました。
胸が本当にワクワクした。

ご紹介したいけれど、内装設計ワークショップへ先入観を与えてしまうことはもったいないので
設計ワークショップが終わった頃に、ドーンと披露しますね。

先生、みんなありがとう!







2013-02-19-Tue-01:40

【 活動記録 】 重要伝統的建造物群としての金物屋さん

イベント後は足助に移動して、金物屋さんの大家さんと重伝建改修専門の設計士さんと豊田市文化財課の職員さんと外装・土台・屋根改修の打合せ。
重要伝統物郡保存地区内の家なので、内装設計はわりと自由がきくのですが
景観や家の作りは、復元することが求められます。その一方で、後世に残すために構造面では補強していかなくてはいけません。そのため、外装・土台・屋根改修は、あかり.netのワークショップでは議論できないのですが
でも
「内装設計で様々な”可能性”が残っているように」という観点で

・水回りや柱の位置
・「オープン」なたたずまい(景観)
・壊さなくていい部分は残してもらう

など、たくさん質問をし、そしてお願いをしてきました☆

できること、できないことが何なのか。
代替策はないのか。
自分の発想の転換はできないのか。
それでも譲れないことは何なのか。

これから詰めの作業に移っていきます。

明日は9:00から大家さんがあの家を購入したときにとっておいた「建具」の寸法、状態の確認に同行させてもらいます。
最後は、豊田と足助を結ぶ「平戸橋」から見えた夕暮れのあかり。
IMG_4531_convert_20130219011117.jpg
2013-02-19-Tue-01:34

【 つくる 】 いなかとまちの文化祭@豊田

千年持続学校、ブースを出しました!
板取の家で使うための梁と桁を会場にドーンと持参し
イベントなのに、みんな普段通りもくもくと作業開始。
IMG_4540_convert_20130219010823.jpg

それでも、たくさんの人が興味を示してくれて、実際にのみとげんのう(とんかち)を持って木に穴をあけたり、かんなで削ったりしてくれました☆
IMG_4534_convert_20130219010903.jpg
IMG_4536_convert_20130219010942.jpg

会場でみつけた猪肉ソーセージ。
左が豚肉で右が猪肉。
IMG_4537_convert_20130219011034.jpg
猪肉ソーセージは、歯ごたえがしっかりしていて、the赤身!って感じの味でした。これを生臭いと感じる人もいるかもしれないけれど、私は、あえてこの赤身感が引き立つメニューがいいんじゃないかと思いました。




2013-02-19-Tue-00:16

【 食す 】 手前味噌

千年持続学校で一緒のあつろうさんが企画した「みそ作り」に参加しました☆
味噌作りの前に、まず参加者16人の1品持ち寄りお昼ご飯会で腹ごしらえ。
お昼から贅沢でした♩
IMG_4498_convert_20130218135519.jpg
IMG_4494_convert_20130219003722.jpg

おなかいっぱいで、みそ作りスタート!
大豆をぐつぐつ。
IMG_4505_convert_20130219003919.jpg
IMG_4507_convert_20130219003955.jpg

下ゆでされた大豆。(大豆はあつろうさんとそのおともだちの手作り)
IMG_4504_convert_20130219003810.jpg

つぶします。マッシュソイビーンズ。
IMG_4502_convert_20130219004141.jpg

米麹。
IMG_4513_convert_20130219004532.jpg

米麹と麦麹と塩をブレンドします。
IMG_4518_convert_20130219004422.jpg

マッシュソイと混ぜ合わせます。
IMG_4523_convert_20130219004726.jpg

焼酎で容器を消毒してから、空気が入らないように味噌を容器にしまいます。
IMG_4525_convert_20130219004816.jpg

あとは、半年から1年寝かせます。
その頃にみんなで再会するんだろうな♩
2013-02-19-Tue-00:10

【 その他 】 筍が

IMG_4362_convert_20130218134857.jpg

追掛大栓継ぎに見えたら
あなたもあかり.netへ!

IMG_4180_convert_20130129011348.jpg

2013-02-18-Mon-16:25

【 その他 】 ローストビーフ喜んで焼きます券

IMG_4489.jpg

教え子が第1志望の中学校に受かり、合格通知書を見せにきてくれました。
そのときにくれた券。
パパの手作りローストビーフは、昨年のクリスマスに頂いていて、プロの味。

こんな風に気持ちを伝えられる彼と、そのご家族は素敵だと思う。
元気な声が聞こえてきそう。
受験が終わったときに、こんな遊び心があってホッとします。

難関中学だったので、みんなが別の中学を薦めたのだけれど
本人が、一言「挑戦したい」。
入試直前の模試でA判定まで成績を上げ、私が雪玉を投げている頃に試験を受け、合格してしまった☆
子どもってすごいな。

私は現在、名古屋で小さなお勉強塾を開いています。
2013-02-18-Mon-15:39

【 学ぶ 】 重要文化財<目黒邸>

魚沼では、宿から歩いて10分の目黒邸へ。
高さ3m弱はある雪の壁に挟まれた細い小道の先には
雪をかぶった重い重い茅葺き屋根の目黒邸。
すごい存在感。
初めてではなかったけれど、前来たときと、感じるものはやっぱりちがう。
敷地内に資料館があって、農具、大工道具、林業用具、生活用具などの「民具」もみれた。

IMG_4367_convert_20130218152015.jpg
IMG_4447_convert_20130218133859.jpg
IMG_4438_convert_20130218153218.jpg
IMG_4408_convert_20130218152846.jpg
IMG_4400_convert_20130218134343.jpg
IMG_4380_convert_20130218152639.jpg
IMG_4383_convert_20130218153446.jpg
IMG_4386_convert_20130218153546.jpg

「燃えてしまってはたいへん!」ということで、囲炉裏の火を落としていた時期があったそうですが
囲炉裏の煙に燻されることで防虫効果がでる茅は、やはり囲炉裏の火を落とすと虫の絶好の住処になってしまい、今は、毎朝、火を灯しているそうです。

ドーム型のこのあんか、かわいくてほしくなってしまいました☆
作れないかな?


2013-02-18-Mon-15:12

【 おともだち 】 日本酒2

さて、あかり.netの新年会終了後、その足で大学1年生のときから、この季節になると年に1度、真面目に通い続けている新潟魚沼へ。
雪合戦国際大会に出場するためです。

興味を持ってくれた方は、是非、こちらをご覧になってみてください。
小出国際雪合戦大会

今年は、10年目を記念して
チームのロゴとして数年前、メンバーがつくったキャラクター(湘南台冬将軍)を3D化するという力の入れよう。
ご当地ゆるキャラみたいでした♩
雪合戦に参加するのに、インカムをつけて
メンバーはトランシーバーで試合中指示を出し合ったり
今年はチームキャラクターの帽子やのぼり、名刺まで。
楽しむための準備に抜かりがない。

「魅せる雪合戦」をコンセプトに。
あとは、「肩が弱くても上位にいけるチーム」を目標にがんばってきました。
結果は180チーム中ベスト16♩

IMG_4274_convert_20130218133050.jpg
IMG_4342_convert_20130218133252.jpg
IMG_4309_convert_20130218133201.jpg
IMG_4340_convert_20130218133710.jpg


前夜祭では、地酒「緑川」が飲み放題!すっかり飲み過ぎてしまいます。

ほとんどが東京だけど、あかり.netにも遊びに来てくれると言ってくれてます。
あかり.netで大切にしたい「全力で遊ぶ」という点で、活躍してくれること間違い無しの仲間です。
写真_convert_20130218145944IMG_4343_convert_20130218152931.jpg


2013-02-18-Mon-15:11

【 活動記録 】 日本酒1

〜何日か分の行動記録(2月)〜

あかり.netの新年会をしました。2月に入ってからというのんびりな感じがいいです。普段からあかり.netの活動で相談に乗ってくれたり、アドバイスをくれるみなさんと。

新年会といいつつ、みんな「ちょっとした実行委員会なんでしょw」とわかってくれてました。
集まってくれたみなさんは、あかり.netの活動の中で、これからとってもお世話になるのです。
これからもどうぞよろしくお願いしますってちゃんと伝えれてよかった。

いつもは、足助のまち中や板取の自然の中で会うメンバーなので
なんだか名古屋の居酒屋さんで会うのは最初少々照れました。
1軒目は、古見家を改修した居酒屋さん。
2軒目は、日本酒が美味しい居酒屋さん。
名古屋って大都会だね〜といいながら、2軒目でみんなで飲み比べた日本酒は美味しかったなぁ〜

IMG_4267_convert_20130218132446.jpg
IMG_4268_convert_20130218132534.jpg







2013-02-07-Thu-00:54

【 活動記録 】 お家のインフラづくり(排水問題)

先日、通称:金物屋さんの家主さんと行政の方とで、家主さんのご自宅で、建物の構造・景観改修に関する打合せをしてきました。

※あれ!あかり.netで改修する建物はたばこ屋さんじゃなかったっけ!?と思ったそこの素晴らしい勉強家のあなた、すみません、今日から”金物屋さん”と呼びます。なぜならば、足助の中には列記としたタバコ屋さんがすでにあり、住民のみなさんにとってのタバコ屋さんはそちらだからです。
→コチラがそのタバコ屋さん莨屋塩座

ところで、なぜ「莨屋塩座」という店名なのだろう?
たばこと塩を売っているのだろうと、商売は想像がつくけれど、なぜこの組み合わせで店名にまでなっているのだろう、、、

調べてみるととってもおもしろい。
足助の歴史と深く結びついた商売なのです。

足助は、古くから信州・東濃と名古屋や岡崎といった太平洋沿岸地域を結ぶ交通の要所・分岐点だったといいます。
今でも、江戸時代に建てられた善光寺(信州)と鳳来寺(新城)への道標があります。
サイン

信州へ続く道を「中馬街道」と呼ぶのですが、昔は、この中馬街道を使って、三河湾でとれた塩を信州に運んでいました。
足助は、信州への運搬をしやすくする塩の荷造りを行う地点で(これ以降は山道となるため、馬による運搬となる)俵に塩を詰め直す際、信州用に塩を調整したといいます。
これが「足助塩」と呼ばれるもの。
なので、ピーク時には足助の中に塩問屋が13軒もあったといいます。

これで「莨屋塩座」の「塩座」については納得♩

無事信州に塩を届けた後、信州から持ち帰ったものが「たばこ」だったわけです。この他にも、年貢米や山の幸も持ち帰ったとか。
山の幸って何だったんだろう。
信州みそには、足助の塩が使われていたのかなぁと思ったり。

長くなってしまった!

さてさて、本題。

昨年末から設計士さんによる建物の歴史および構造調査があり、その調査結果から建物の図面ができあがりました☆
私たちが増築したと考えていた部分が実は一番古かったり、金物屋の店舗として使用していた土間の一部が昔は和室だったとか、とても興味深かったです。
図面も何も残っていなかったボロボロの空き家だったこの建物に、こうして図面ができあがってくると、なんだかこの建物が戸籍をもらったみたいでうれしくなりました。

現在の課題は、「水回り」の場所。

あかり.netは、その内装設計も参加者でするため、現時点で水回りの場所を決めることができない。。
けれど、土台工事の時点で水回り工事もやっておかないと、後からやろうと思ったら余分に費用がかかってしまいます。

またまた頭を悩ませるのは、家の「排水処理方法」。

この地区は現在、浄化槽によって生活排水の処理を行っているのだけど、H28に豊田市の下水工事が完了し、各家庭に下水道が引かれる予定があります。現在、下水管がどこを通っているかをまず確認し、H28を見越して、下水管に繋がる排水管を新規ルートで床下に予め作っておき、H28から浄化槽はストップさせ、新規ルートを開通させるか?などなど。
ちなみに、千年持続学校でつくっているお家は、「バイオ処理」。
微生物による生活排水処理を行うためのタンクを微生物が繁殖しやすい温度に保ち設置する予定。

思っていたより建物の損傷もはげしいので課題は山積みだけど
家主さんのおばあちゃんもその息子さんも、あかり.netに賛同してくれていて
おばあちゃんが「一緒にがんばろー!」って言ってくれたのが、ホッとして、そしてなんとかなる気がしてきます。
それにしても家主さんのおばあちゃん、「一緒にがんばろー!」の口調がとってもポップな感じで、かわいかった。素敵。

打合せまで少し時間があったので足助のかじ屋さんでコーヒーを頂きました。
IMG_4250_convert_20130207014147.jpg

足助のかじ屋さんは、夜はお酒と食事がメインだと思うのだけれど、20時過ぎてからの入店で、コーヒー1杯の注文でも、とってもあったかく接客してくださった。それだけじゃなくて、お茶菓子まで添えてくれました。
ホットコーヒー450円は、ホイップクリームもついてウインナーコーヒーになります♩
HOME