2013-12-14-Sat-00:37
【 学ぶ 】 ふたりの先生〜溝口先生〜
「あかりの道具」展では、文化財課の松川さんにもばったり♩
私にとっては”こんなところで!”で嬉しいのですが
松川さんにとってはこちらもお仕事の一環ですし、普段から町中でよくお会いするので、感動もそこそこのようでしたねw
その松川さんが「あと、30分後に溝口先生が来るよ」と教えてくれました。
そう、6月の足助町中散策をしてくださったあの溝口先生にも会えたのです。

松川さん、大二郎先生、溝口先生のお仲間、溝口先生、私をあかりの道具展に連れて来てくれてみなさんと親交の深いふさこさん。
6月、溝口先生の町中散策は本当に楽しかった。


溝口先生は、名古屋市立大学芸術工学部教授で、建築史・文化財保存の専門家です。
足助の重要伝統的建造物群保存地区選定の際、町並みの調査をされました。
実は溝口先生が調査中に通りかかった金物屋さんをみて
「金物屋さんは残さないといかんよ」と大家さんに言ったという金物屋さんの恩人でもあります。
そして、私に「家には運命がある」ことを教えてくれた人です。
溝口先生は
なぜか残っていく家、そうでない家があって
それは家が持っている運命なのかもしれないとおっしゃいました。
私はその話を聞いて、金物屋さんはその”残っていく”運命を持った家だと思いました。
駐車場になる予定だった金物屋さんが、溝口先生にみつかって
溝口先生の話を聞いた大家さんが残してくれて
10年もの間、雨が降ったら雨水を捨て、換気をして
なんとか金物屋さんを守ってきてくれました。
大家さんからたすきを受け継いで、次の人に渡すまで
自分が金物屋さんを守っていくというものなんだろうなぁと思ったことをよく覚えています。
そしては、私は駅伝のチームみたいに
たくさんの仲間とたすきをつないでいきたいと思って
あかり.netをはじめました。
次のたすきを受け取る人に出逢うまで
今は、「自分たちで金物屋さんを守っていく」と思っています。

6月の足助散策では、今回のあかりの道具が眠っていた旧鈴木家住宅の前で記念撮影していました^^
この日は、足助の町の方にも参加してもらえて本当に楽しい1日でした。
私にとっては”こんなところで!”で嬉しいのですが
松川さんにとってはこちらもお仕事の一環ですし、普段から町中でよくお会いするので、感動もそこそこのようでしたねw
その松川さんが「あと、30分後に溝口先生が来るよ」と教えてくれました。
そう、6月の足助町中散策をしてくださったあの溝口先生にも会えたのです。

松川さん、大二郎先生、溝口先生のお仲間、溝口先生、私をあかりの道具展に連れて来てくれてみなさんと親交の深いふさこさん。
6月、溝口先生の町中散策は本当に楽しかった。


溝口先生は、名古屋市立大学芸術工学部教授で、建築史・文化財保存の専門家です。
足助の重要伝統的建造物群保存地区選定の際、町並みの調査をされました。
実は溝口先生が調査中に通りかかった金物屋さんをみて
「金物屋さんは残さないといかんよ」と大家さんに言ったという金物屋さんの恩人でもあります。
そして、私に「家には運命がある」ことを教えてくれた人です。
溝口先生は
なぜか残っていく家、そうでない家があって
それは家が持っている運命なのかもしれないとおっしゃいました。
私はその話を聞いて、金物屋さんはその”残っていく”運命を持った家だと思いました。
駐車場になる予定だった金物屋さんが、溝口先生にみつかって
溝口先生の話を聞いた大家さんが残してくれて
10年もの間、雨が降ったら雨水を捨て、換気をして
なんとか金物屋さんを守ってきてくれました。
大家さんからたすきを受け継いで、次の人に渡すまで
自分が金物屋さんを守っていくというものなんだろうなぁと思ったことをよく覚えています。
そしては、私は駅伝のチームみたいに
たくさんの仲間とたすきをつないでいきたいと思って
あかり.netをはじめました。
次のたすきを受け取る人に出逢うまで
今は、「自分たちで金物屋さんを守っていく」と思っています。

6月の足助散策では、今回のあかりの道具が眠っていた旧鈴木家住宅の前で記念撮影していました^^
この日は、足助の町の方にも参加してもらえて本当に楽しい1日でした。
2013-12-13-Fri-20:46
【 学ぶ 】 ふたりの先生 〜大二郎先生〜
12/12(木)は、茶話会のちらしを配る前に
豊田市郷土資料館で開催中の「あかりの道具」展に行ってきました。
重要文化財旧鈴木家住宅収蔵品展 あかりの道具

素晴らしかったです。
みなさん、入場無料ですので是非、行ってみてください。
あの家にこんなにたくさんの、そして抱負な種類の「あかり」があったなんてとてもロマンチックなのです。
使用人さんが使ったあかり。
ご主人が使ったあかり。
廊下に置いていた行灯。
江戸時代の人たちが毎日使っていた灯りもあれば
特別な時に灯したものもきっとあるのだと思います。
あかりの前でどんな話をして、どんな書物を読んだのだろう。。。
夏のたんころりんで使用したたんころ(ひょうそく)の灯芯は
元々はい草でつくられていたのですが、展示場では実際に手に取ることもできます。
これらの展示品の調査、監修をされた大二郎先生は、一度、調査中の旧鈴木家住宅の見学をさせて頂く機会があったときに、とても詳しく鈴木家住宅に残されていた品々の解説をして下さいました。

この日も、鈴木家住宅の調査のときのように
展示品を取り出してとても詳しく説明してくれました。
調査中もそうでしたが、大二郎先生は民芸の品々を
手に取ることや触れることを許してくれます。
調査中の大二郎先生





旧鈴木家住宅に残っていた品々は、調査の結果、約4000点にのぼり
ひとつひとつ記録に残したそうです。
今後の公開が楽しみです。
嬉しい再会第2段でした♩
豊田市郷土資料館で開催中の「あかりの道具」展に行ってきました。
重要文化財旧鈴木家住宅収蔵品展 あかりの道具

素晴らしかったです。
みなさん、入場無料ですので是非、行ってみてください。
あの家にこんなにたくさんの、そして抱負な種類の「あかり」があったなんてとてもロマンチックなのです。
使用人さんが使ったあかり。
ご主人が使ったあかり。
廊下に置いていた行灯。
江戸時代の人たちが毎日使っていた灯りもあれば
特別な時に灯したものもきっとあるのだと思います。
あかりの前でどんな話をして、どんな書物を読んだのだろう。。。
夏のたんころりんで使用したたんころ(ひょうそく)の灯芯は
元々はい草でつくられていたのですが、展示場では実際に手に取ることもできます。
これらの展示品の調査、監修をされた大二郎先生は、一度、調査中の旧鈴木家住宅の見学をさせて頂く機会があったときに、とても詳しく鈴木家住宅に残されていた品々の解説をして下さいました。

この日も、鈴木家住宅の調査のときのように
展示品を取り出してとても詳しく説明してくれました。
調査中もそうでしたが、大二郎先生は民芸の品々を
手に取ることや触れることを許してくれます。
調査中の大二郎先生





旧鈴木家住宅に残っていた品々は、調査の結果、約4000点にのぼり
ひとつひとつ記録に残したそうです。
今後の公開が楽しみです。
嬉しい再会第2段でした♩
10/12(土)、13(日)の足助祭りで
本町の山車を、町のみなさんの仲間に入れてもらい、あかり.netで曵かせて頂けることになりました。
すごい!!
楽しみ!!
週末は足助で過ごして、足助祭りの準備をする町を満喫できました。
本町は5日、「陣中見舞い」の日でした。
自治会長さんや祭り関係者が集まる場にご挨拶に行かせて頂き、お囃子の練習も見学させてもらいました。
その後、新町のはじめくんのはからいで
新町のお囃子練習にもお邪魔させてもらうことができました。
足助の山車曵きは田町、本町、新町、西町それぞれの伝統、仕来りがあると聞いていたので
本町の山車を曵かせてもらう身で新町を見学させてもらったりしちゃってもいいものかしら。。。と心配もありましたが
どちらの町のみなさんも温かく受け入れてくださって嬉しかったです。
写真は本町の囃子練習風景。

太鼓の存在感、繊細な音色の横笛
すぐそばで、その音に圧倒されてもいいと思うのですが
みなさんの真剣な姿がダントツに私にとって新鮮で驚きで
圧倒されました。
お祭りって、こんなにも真面目にやるものだったんですね。
翌朝6日8:00からは、新町の山車組み(土台)を見学!!

美しい町並みと年期の入った山車の車がマッチ。
山車は全て木組みで、古いパーツは江戸時代からのものとか。
その後、痛んだ材を都度修復、交換して現在まで残してきたそうです。
山車は想像以上に大きくて、それからなんだか「生」を感じるもので
組み立てる作業は、暴れん坊の大男の神様を
何人もの男たちで、手なずけて乗りこなしていくように見えました。
神様を手なずけるって少し違和感があるかもしれないのですが
馬や牛を乗りこなすのとはちょっと違って、神秘的なものを感じるのです。
そうそう、祭りは「男」世界なので
囃子の練習も山車組みも、私以外は全員男の人。
3時間もずーっと山車を組み立てる気力と体力に
これは男の人しかできないなぁ。。と思いました。
山車組みは力仕事と思っていましたが
「美しい見え方」という視点があり
縄の締め方ひとつにも、美しさを追求した技があり感動しました。
囃子の音色も、美しい縄の締め方も、楽譜やマニュアルはなし。
その場で、丁寧に伝授されていく祭り文化に触れられたことは
とても貴重な体験でした。











カメラ目線をお願いしたら、みなさん照れてしまってサササッと画面から消えてしまう始末w
この方だけ協力してくれました♩
ありがとうございます!
本町の山車を、町のみなさんの仲間に入れてもらい、あかり.netで曵かせて頂けることになりました。
すごい!!
楽しみ!!
週末は足助で過ごして、足助祭りの準備をする町を満喫できました。
本町は5日、「陣中見舞い」の日でした。
自治会長さんや祭り関係者が集まる場にご挨拶に行かせて頂き、お囃子の練習も見学させてもらいました。
その後、新町のはじめくんのはからいで
新町のお囃子練習にもお邪魔させてもらうことができました。
足助の山車曵きは田町、本町、新町、西町それぞれの伝統、仕来りがあると聞いていたので
本町の山車を曵かせてもらう身で新町を見学させてもらったりしちゃってもいいものかしら。。。と心配もありましたが
どちらの町のみなさんも温かく受け入れてくださって嬉しかったです。
写真は本町の囃子練習風景。

太鼓の存在感、繊細な音色の横笛
すぐそばで、その音に圧倒されてもいいと思うのですが
みなさんの真剣な姿がダントツに私にとって新鮮で驚きで
圧倒されました。
お祭りって、こんなにも真面目にやるものだったんですね。
翌朝6日8:00からは、新町の山車組み(土台)を見学!!

美しい町並みと年期の入った山車の車がマッチ。
山車は全て木組みで、古いパーツは江戸時代からのものとか。
その後、痛んだ材を都度修復、交換して現在まで残してきたそうです。
山車は想像以上に大きくて、それからなんだか「生」を感じるもので
組み立てる作業は、暴れん坊の大男の神様を
何人もの男たちで、手なずけて乗りこなしていくように見えました。
神様を手なずけるって少し違和感があるかもしれないのですが
馬や牛を乗りこなすのとはちょっと違って、神秘的なものを感じるのです。
そうそう、祭りは「男」世界なので
囃子の練習も山車組みも、私以外は全員男の人。
3時間もずーっと山車を組み立てる気力と体力に
これは男の人しかできないなぁ。。と思いました。
山車組みは力仕事と思っていましたが
「美しい見え方」という視点があり
縄の締め方ひとつにも、美しさを追求した技があり感動しました。
囃子の音色も、美しい縄の締め方も、楽譜やマニュアルはなし。
その場で、丁寧に伝授されていく祭り文化に触れられたことは
とても貴重な体験でした。











カメラ目線をお願いしたら、みなさん照れてしまってサササッと画面から消えてしまう始末w
この方だけ協力してくれました♩
ありがとうございます!