2016-05-26-Thu-17:00
【 活動記録 】 参考:改修前の金物屋さん(写真)
2016-04-17-Sun-16:25
【 活動記録 】 改修期間2年、金物屋さんの姿です。
プロに教えてもらって素人が改修した古民家の全貌です。
たくさんあってなかなか選ぶのに苦労しました。
撮影:木村一成さん
木村さんは、雑誌「棲」の専属カメラマンさん。
以前、棲にあかり.netを掲載して頂いたご縁で、その時の写真が素晴らしかったのでお願いしました。





































2Fもとっても広くて、風通しがよく、素晴らしい空間でした。
(改修はこれからというところでした。)
躯体改修、外装、屋根:安藤建築
大工技術指導:安藤建築
内装設計:あかり.net
内装改修(漆喰壁、床下地、フローリング張り、天井、階段、キッチンカウンター):あかり.net
木用塗料提供・塗装指導(床、階段、キッチンカウンター、欄間、柱):和信化学工業(株)
大工道具提供:足助の本町にお住まいの山田さん、宮戸さん
お披露目会でのお祝いの品:足助のみなさん、あかり.netを応援してくださる24名の皆さんよりお祝いの品を頂きました。ありがとうございまいた。
撮影:2015年9月
たくさんあってなかなか選ぶのに苦労しました。
撮影:木村一成さん
木村さんは、雑誌「棲」の専属カメラマンさん。
以前、棲にあかり.netを掲載して頂いたご縁で、その時の写真が素晴らしかったのでお願いしました。





































2Fもとっても広くて、風通しがよく、素晴らしい空間でした。
(改修はこれからというところでした。)
躯体改修、外装、屋根:安藤建築
大工技術指導:安藤建築
内装設計:あかり.net
内装改修(漆喰壁、床下地、フローリング張り、天井、階段、キッチンカウンター):あかり.net
木用塗料提供・塗装指導(床、階段、キッチンカウンター、欄間、柱):和信化学工業(株)
大工道具提供:足助の本町にお住まいの山田さん、宮戸さん
お披露目会でのお祝いの品:足助のみなさん、あかり.netを応援してくださる24名の皆さんよりお祝いの品を頂きました。ありがとうございまいた。
撮影:2015年9月
久しぶりのブログ更新になります。
あかり.netのブログは、活動の振り返りとメッセージのために書いてきました。前者は自分たちのため、後者のメインは足助の人へ、それとこれから出会う人たちへとしています。そしてこのブログ自体が、あかり.netの軌跡となり、対外的な「信頼」になるように。
振り返りは、「次」があるから振り返るものだと思います。
意図をもって起した行動、偶然起こった事象、その組み合わせで見えた未来、遡る過程、そして振り返ったことを、実現したい未来への材料として蓄える。
メッセージは、その言葉の向こうに“きっと共感できる”と信じて疑わないことがあるのだと思います。だいたいそれは、半径の狭い話で、隣の人を幸せにしたいとか、自分が楽しくいたいとか、そういうところに行き着く話だと私は思っています。それを、あかり.netの活動を通してどこで見つけられるか、見つけたか、そして見つけてもらったかを書いてきました。
その半径を伸ばして、円を大きくすること、または別のところにO’を置いて新しく円を作ること、これって、活動をしていると自然な発想だと思います。
何か行動を起こすと、驚くほどの発見があるからです。
3人兄弟の私は、兄も弟も3,4歳ぐらいから一時期、レゴにはまっているのを横で見ていましたが、色、カタチの異なる無数のブロックを目の前に、黙々と何か作っていました。説明書も何もないけれど、創作意欲が湧くんですね。
とてもシンプル。きっとそれに近い。
浦野さんの五平餅、川角さんが腰掛けて行く縁側、中学生がしてくれた挨拶、メンバーとの会話、町の人の反応、道を歩く観光客、新緑の香嵐渓。1秒の間で得た知識もあれば、3年間の活動の中で身にしみてジワジワ学んでわかったこともある。
大も小も、ひとつ行動をすると、もう発見の数が半端ないんですね。失敗を含めて。
もっとちゃんと言うなら、発見というか、「感情の揺らぎ」です。
心地いい揺らぎも、不安定な揺らぎも。自分についても、人についても。
それらを振り返り、「発見」にする時間がブログを書く時間だったりします。
書きたいことがたくさんある時の方が、書く手は止まります。
思考、気持ちの処理が追いつかないからです。
金物屋さんからの撤退が決まった昨夏から、この気持ちの揺らぎの回数が非常に多かった。敏感でした。それから、「あかり.netとして」という視点にこだわり過ぎていました。
話は戻って、その「揺らぎ」を解釈し発見にして次に活かす。
その時に一考することが、そのフィールドと規模、一緒に取り組む仲間です。
あかり.netもそういう視点があります。
少しづつ、活動の内容も変わってきています。
それは、「金物屋さんが使えなくなったから」じゃないんだと、やっとわかりました。もちろん、金物屋さんに集えなくなったことで大きく変わりました。
でも、きっとそれはインパクトとしては大きいけれど、本質的な要因じゃないんだと思います。
この5月で3年目を迎えますが、3年の活動を経た今だからなのだと思います。
昨年12月調色イベント後から入っていた「金物屋さんロス」の4ヶ月、まだ、依然、すっきり美しい公式はありませんが、私の中での振り返りがやっと完了です。
ということで、1週間ほど「書く、書く、書く」。
この文章の長さに(笑)、「書く、書く、書く」とはこの記事のことだと思った方もいると思いますが、昨年の8月以降のことを、少しずつ遡って、振り返り、記事に残して行く作業に入ります。(時系列にならないかも)
2015-10-31-Sat-22:47
【 活動記録 】 一番やりたくないことに、可能性がつまってる
10月24日、愛知工業大学のオープンカレッジでメンバーで愛工大の先生の瀬古さんと公開講座をしてきました。
講座名は《人と町の地域学 「古民家再生のための自主活動講座」》
メンバーも駆けつけてくれる中、無事第1回終了しました。
全2回で、次回は11月7日(土)10:30-12:00
お話した内容は
◎古民家をとりまく社会的課題(建築基準法、空き家率、高齢化、持ち家率 etc)
◎目的ではなく、目標を共有する協働グループ(あかり.netを事例として)
◎地域とのつながり
そして
◎トントンカチカチ、改修の過程(床、天井、壁、階段、キッチン、庭)
さて、来月は、瀬古さんが研究室でこの夏から取り組み始めた「中津川での古民家改修活動の紹介」がメイン。
あかり.netも大工技術が鈍らないように参加していく予定ですよ。
そして、2回分のまとめとして
「古民家再生における自主活動の可能性」に落とし込んでいきます。
どうなることやら。
瀬古先生あっての第1回講座でした。
この公開講座、とってもよかったことが2つ。
ひとつは、新しく活動に入りたいと言ってくれた学生さんに出合えたこと。
あかり.netの過渡期に、こうした若い力、「やってみたい」という純粋な想いは何よりもパワーになります。
楽しみですね。
12月5日(土)、和信科学工業さんとのコラボで実施予定のワークショップ
”「足助を調色する」~木用塗料でつくる足助の10の色~”
この企画にも入ってもらえたらと思っています。
足助の色を集め、それを木用塗料で再現し、色を作ります。家具や町のベンチに将来塗装できたら素敵。
そしてもうひとつは、あかり.netとして「やってみたい」ことを見つけるヒントをもらえたこと。
こちらも受講してくれた学生さんですが
授業後、「おばあちゃんの家を父親から自分の代に譲り受けたとき、どうやって守っていくか、壊すのは忍びない」
という話をしてくれました。
話をきいていて感じたことは、「介護の問題」に似ていること。
悪いことをしているわけではないけれど、自分の家族に介護施設に入居してもらうことを
心苦しく思っている介護者はたくさんいると思います。
なんか古民家との付き合い方も似てる。
想いがあるからこそ、当事者は決断に時間がかかったり、苦労している。決断後も悩む。
今回の公開講座用に、もろもろ調べていて気が付いたことは
残念ながら、「壊さないといけない古民家が今後ますます増えてくる」という未来。
考えたくないことだけれど、ここを掘り下げると見えてくる可能性があると私は思う。
講座第1回が終わり、1週間、インプットを整理し、人と話し、次にあかり.netでやりたいことが固まった。
次回の講座後の打ち上げで、あかり.netメンバーに話します、そして、またみんなで企みます。
このタイミングで、この機会をくださった大学、瀬古さんに感謝です。
アウトプットをする機会は、音楽もそうだけど、それ以上にインプットが多い気がします。
pptスライドの一部を紹介。隅には、junpayさんの息子、あかりさんが。ずっと見守ってくれていました。



afterは11月7日にたくさんお見せいたします♪
講座名は《人と町の地域学 「古民家再生のための自主活動講座」》
メンバーも駆けつけてくれる中、無事第1回終了しました。
全2回で、次回は11月7日(土)10:30-12:00
お話した内容は
◎古民家をとりまく社会的課題(建築基準法、空き家率、高齢化、持ち家率 etc)
◎目的ではなく、目標を共有する協働グループ(あかり.netを事例として)
◎地域とのつながり
そして
◎トントンカチカチ、改修の過程(床、天井、壁、階段、キッチン、庭)
さて、来月は、瀬古さんが研究室でこの夏から取り組み始めた「中津川での古民家改修活動の紹介」がメイン。
あかり.netも大工技術が鈍らないように参加していく予定ですよ。
そして、2回分のまとめとして
「古民家再生における自主活動の可能性」に落とし込んでいきます。
どうなることやら。
瀬古先生あっての第1回講座でした。
この公開講座、とってもよかったことが2つ。
ひとつは、新しく活動に入りたいと言ってくれた学生さんに出合えたこと。
あかり.netの過渡期に、こうした若い力、「やってみたい」という純粋な想いは何よりもパワーになります。
楽しみですね。
12月5日(土)、和信科学工業さんとのコラボで実施予定のワークショップ
”「足助を調色する」~木用塗料でつくる足助の10の色~”
この企画にも入ってもらえたらと思っています。
足助の色を集め、それを木用塗料で再現し、色を作ります。家具や町のベンチに将来塗装できたら素敵。
そしてもうひとつは、あかり.netとして「やってみたい」ことを見つけるヒントをもらえたこと。
こちらも受講してくれた学生さんですが
授業後、「おばあちゃんの家を父親から自分の代に譲り受けたとき、どうやって守っていくか、壊すのは忍びない」
という話をしてくれました。
話をきいていて感じたことは、「介護の問題」に似ていること。
悪いことをしているわけではないけれど、自分の家族に介護施設に入居してもらうことを
心苦しく思っている介護者はたくさんいると思います。
なんか古民家との付き合い方も似てる。
想いがあるからこそ、当事者は決断に時間がかかったり、苦労している。決断後も悩む。
今回の公開講座用に、もろもろ調べていて気が付いたことは
残念ながら、「壊さないといけない古民家が今後ますます増えてくる」という未来。
考えたくないことだけれど、ここを掘り下げると見えてくる可能性があると私は思う。
講座第1回が終わり、1週間、インプットを整理し、人と話し、次にあかり.netでやりたいことが固まった。
次回の講座後の打ち上げで、あかり.netメンバーに話します、そして、またみんなで企みます。
このタイミングで、この機会をくださった大学、瀬古さんに感謝です。
アウトプットをする機会は、音楽もそうだけど、それ以上にインプットが多い気がします。
pptスライドの一部を紹介。隅には、junpayさんの息子、あかりさんが。ずっと見守ってくれていました。



afterは11月7日にたくさんお見せいたします♪